公益社団法人 町田法人会の主催で5月8日(木)堺市民センターにおいて、公開講座 「リニアが来る!進化する橋本のまちづくり」が行われました。この講座は町田法人会相原支部長 青木幸雄氏のご資力により実現しました。JR東海が平成39年開業目指して進めているリニア中央新幹線の駅が、隣接する相模原市緑区橋本に平成25年9月20日に正式決定しました。相原住民の生活圏でもある地域の「まちづくり」についてお聞きして相原のかかわり方を考える事も重要との視点で開催されました。相原まちづくり協議会、リニア中央新幹線橋本駅誘致促進同盟会が共催 町田市も後援で参加しています。
講演は相模原市都市建設局広域交流拠点推進担当部長 中島伸幸様(町田市成瀬在住)が
「広域交流拠点基本計画とまちづくり」との題で詳しく説明されました。テーマは広域交通ネットワークの構築を主軸に地下30mに位置する新駅とリニア中央新幹線の概要および新駅周辺の都市づくりと交通アクセスの整備計画で、橋本駅周辺を南北で結ぶ新たな都市形成をはかり、同時に鉄路、道路の整備により駅へのアクセスの利便性確保するのみではなく、周辺主要道路整備も同時に行い渋滞緩和策も実施して圏央道整備計画の完成とともに広範囲の地域からの集客を企画し新駅利用者、商業施設利用者等の増加を目指しています。横浜線隣駅相模原も同時に米軍からの返還地を有効利用すべく小田急多摩線の延伸計画と公共施設や宿泊施設等、リニア計画とリンクした都市づくりを計画、実施を考えてネットワーク構築に入ったとの報告がありました。まだ基礎調査をされている状況とのお話ではありましたが具体的なスケジュールや将来的なリニア操車場を含む観光資源等のお話も聞け、相模原市の取り組みの力強さを実感したひと時でした。当日は参加者70名で町田市役所関連部署の方も多数参加されました。