近藤先生碑

 近藤勇は幕末、新撰組の局長として活躍しました。この近藤勇は武州多摩郡上石原村(現在の調布)で宮川家の末っ子として生まれました。幼少の頃から剣術に長け、15 歳の時「天然理心流」3 代目の近藤周助(小山村の名主島崎家の三男で後に近藤姓を名乗る)の養子になり後年4 代目を継ぎました。この「天然理心流」の初代は近藤内蔵之助で、2 代目近藤三助と手合わせしたことにより編み出したとされています。2 代目近藤三助は武州多摩郡戸吹村(現在の八王子)の名主(なぬし)で八王子千人同人の組頭でした。後に天然理心流の指南免許を受け2 代目を襲名します。多くの弟子を育てましたが、1819 年45 歳の時 相原村で客死しました。後年その功績を称える為、終焉のこの相原の地に石碑が建てられました。石碑には建立に関係した人たちの名前が多く刻まれています。

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