相原遺産
丸山地区の籌(じゅ)国山(こくさん)長福寺(ちょうふくじ)は1625 年に開山し、1812 年に現住所に移転しました。また1842 年には本堂が改修されています。本堂の格天井には、江戸の狩野派の絵師長谷川雪堤によって桜・水仙・アジサイなどの草花が35枚描かれています。また山門の扉の「竹林の7賢人」や文殊堂前柱の登り竜下り竜等優れた彫り物が見られます。この本堂格天井花丸絵画、山門・文殊堂は町田市の文化財に指定されています。
また明治5年(1872 年)に学制が発布され、国民のすべてが初等教育を受けることが定められ、相原村では2年後の明治7年にこの長福寺に相原学校が創設されました。同年円林寺には大戸学校も創設されています。他にも横穴式の井戸や江戸城大奥姫君たちの墓塔や1812 年記年銘水鉢など文化的な遺産が数多く見られます。文殊堂の左手奥からは遠くに富士山を眺めることができ、津久井の山々や相模平野が見渡せその眺望は絶景です。
なお天井絵画の拝観は土日祝日を除き電話で予約を入れておけば可能です。
長福寺の電話番号は 042-772-2968
(あいとぴあ 34号)
〒194-0211 東京都町田市相原町2109 長福寺
寛永2年(1625年)開山。本尊は釈迦牟尼佛。文化9年(1812年)に現住所に移転。天保13年(1842年)本堂と庫裏が改修され、本堂の格天井には江戸の狩野派の絵師、長谷川雪堤によって桜、水仙、紫陽花などの草花が35枚描かれています。また山門の扉の「竹林の7賢人」や文殊堂前柱の昇り竜下り竜等の優れた彫り物が見られます。本堂格天井花丸絵画・山門・文殊堂は町田市の指定文化財に指定されています。
相原町2109番地
(「相原観光エリアマップ」町田市観光コンベンション協会 パンフレットより)