オリンピック聖火が走り抜けた相原

TokyoSeika1964-1  昭和39年の東京オリンピックの時に町田市でただ1か所聖火が走った道路があります。甲州街道を神奈川県から八王子(高尾)にはいり町田街道を走りました。町田街道を大戸から来て相原の坂下を駆け抜け、国道16号を御殿峠の方へ登っていきました。

 その頃、町田街道は未舗装の田舎道でした。道幅も狭く水たまりや砂利で走りにくかったことと思います。

先導する白バイはあの3億円事件に登場する白バイです。走っているランナーも白パン白シャツ姿です。
今から思うと懐かしいというより希望に満ちた明日があるという感じですね。皆様の中には参加された方もいらっしゃるのでは?(昭和39年10月8日)

TokyoSeika1964-2 さて2020年のオリンピックでは聖火はどこを走るのでしょうか。 再び相原を走ってくれるよう祈ります。

 

写真提供:横溝要祐様

「生き生き21」2016年正月号に『相原歴史遺産 「聖火が走り抜けた相原」』として、相原まちづくり協議会が寄稿したものをベースにしています。

 

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