町田市立相原中央公園の歴史

≪相原遺産12≫

 みなさんご存知ですか?相原町のほば中央に『町田市立相原中央公園』があります。この公園は一部開園から今年(2015年)でちょうど10周年となります。それより20数年前になりますが、相原小学校に4人の若き先生がいました。相原小学校では一時期運動場が使えない時期がありました。そこでその4人の先生は、近所の地主さんにお願いして小学校から歩いて7、8分のところに広い土地を借りて、子どもたちのために運動場をつ<りました。もちろん保護者の方や町民の方々のボランティアで子どもたちのサッカーができるぐらいの運動場をつくりました。その頃はどちらかというとサッカーよりも野球が盛んだったのですが、Jリーグもスタートし、子どもたちの間でのサッカーブームの到来と合致しました。
 今度は相原町のスポーツを愛する人たちが中心となって、どうせなら運動施設が整った大きな公園にしよう! 自然を生かした公園を作ろう! と立ちあがり、市に対して働きかけました。そうして2005年に自然を生かした運動設備を備えた大きな公園が開園しました。朝6時半のラジオ体操から始まる公園は、多くの老若男女が散歩にスポーツにと、生活になくてはならない場所となっています。また毎年10月には『相原ふれあいフェスティバル』という1万人以上が集まるお祭りも開催されます。
それからは相原町の住民は「力を合わせればこんなすばらしいことができる」と大きな自信を持つようになりました。ぜひ一度は訪れてみてください。(今年(2015年)の『相原ふれあいフェスティバル2015』は10月11日に開催されます)

「いきいき町田21 第65号」2015年(町田市老人クラブ連合会発行)に寄稿

相原中央公園案内板

〒194-0211 東京都町田市相原町2018 相原中央公園管理事務所

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