しゅか・さかいはいくかい
朱夏・堺俳句会
俳句を作ってみませんか
俳句作りは、脳の活性化をしてくれます。うまい句が出来なくても良いのです。
作る過程でいろいろ考えることが、脳を鍛えてくれるのです。
活動の様子
会員の皆さんがつくって頂いた作品の中で、酒井主宰の一句 及び 主宰にお選びいただいた、特選句、本日の一人一句 を掲載させていただきます。
===== 10月 堺俳句会 =====
八月、九月をお休みして済みませんでした。 | |
十月の句会は、十月二日(月)に開かれました。 | |
出席者は十一名、投句者は二名でした。主宰の一句と、主宰が特選句として | |
お選びいただいた特選句八句と、本日の一人一句を掲載させていただきます。 | |
* 主宰の一句 | |
◎ 露草に呼ばれてしゃがむけさの道 | 酒井 弘司 |
* 主宰に選んでいただいた特選7句 | |
◎ 五十年すめばこの地がふるさとか | 辻 ひろ子 |
◎ 稲穂扱ぐ祖父母も父母もかがやいていた | 鶴原美津子 |
◎ 群れ離れコスモス一本揺れず立つ | 跡部袈裟男 |
◎ 見上ぐればジャズのスイング秋の雲 | 小俣 光正 |
◎ 満月やまあるく生きよ宇宙人 | 跡部袈裟男 |
◎ 空せみは何を祈るか手を合わせ | 辻 ひろ子 |
◎ 子規忌過ぐあの横顔が大空に | 小俣 光正 |
* 入選されなかった方の高得点一人一句 | |
◎ 石榴割ってあの故郷にかぶりつく | 辻 升人 |
◎ 野仏や片手拝みに稲くわえ | 細貝 昭吾 |
◎ 今日一日気がねがなくて秋日和 | 佐藤 仁子 |
◎ 優しさを素直に受ける草の花 | 宮澤 治子 |
◎ ふと香る小さな秋がやって来た | 野澤代施美 |
◎ 曼珠沙華咲きにし夫の七七忌 | 萩原 美智 |
◎ 千切蔓かかと嘲る通草の実 | 笹田 貢 |
( 八月、九月 お休み )
===== 7月 堺俳句会 =====
七月の句会は、七月十日(月)に開かれました。 | |
出席者は十三名、投句者は二名でした。主宰の一句と、主宰が特選句として | |
お選びいただいた特選句六句と、本日の一人一句を掲載させていただきます。 | |
* 主宰の一句 | |
◎ 星祭子は跳ね心にもつ宇宙 | 酒井 弘司 |
* 主宰に選んでいただいた特選6句 | |
◎ 冷房の先で繙く兜太の句 | 辻 升人 |
◎ 掬はれて金魚のつかむ幸不幸 | 宮澤 治子 |
◎ 金魚売り声も消えゆく戦後かな | 跡部袈裟男 |
◎ 沈黙も言葉のひとつ半夏生 | 角田 誠子 |
◎ 手の平に熱き義足父らの夏 | 辻 升人 |
◎ 一人棲む自由不自由半夏生 | 菅野 建雄 |
* 入選されなかった方の高得点一人一句 | |
◎ 我が庭に曾て金魚の墓ありし | 鶴原美都子 |
◎ 一日の影たたみたる金魚かな | 細貝 昭吾 |
◎ 時の日や進みの速し腹時計 | 保永美代子 |
◎ 穏やかに流れて半夏明日を待つ | 笹田 貢 |
◎ 朝の米磨いでおくなり夏の月 | 栗原 く り |
◎ 晩学や季語の深さに溺れそう | 佐藤 仁子 |
◎ 吟ずれば憂さもこぼれて鉄風鈴 | 三沢 晏子 |
◎ 天の川星探すあの笑顔 | 萩原 美智 |
◎ 短冊に願いをこめて書く言葉 | 野澤代施美 |
===== 6月 堺俳句会 =====
六月の句会は、六月十二日(月)に開かれました。 | |
出席者は十三名、投句者は一名でした。主宰の一句と、主宰が特選句として | |
お選びいただいた特選句八句と、本日の一人一句を掲載させていただきます。 | |
* 主宰の一句 | |
◎ 大那須野よこぎってゆく黒揚羽 | 酒井 弘司 |
* 主宰に選んでいただいた特選8句 | |
◎ 父母と兄姉弟妹九人破れ団扇 | 菅野 建雄 |
◎ はらからの集う蚊遣りや記憶の渦 | 角田 誠子 |
◎ 少女よ許せない嘘さくらんぼ | 角田 誠子 |
◎ たんたんと今ある暮し夏の月 | 佐藤 仁子 |
◎ 時の日や時に追われること多し | 角田 誠子 |
◎ 万緑やなつかしき人訪ね来る | 栗原 く り |
◎ 田植田の男の足跡消せず置く | 辻 升人 |
◎ 兵隊さんここにも上下多摩霊園 | 辻 升人 |
* 入選されなかった方の高得点一人一句 | |
◎ 藺草狩り蚊遣りでいぶす八代平野 | 野澤代施美 |
◎ 蚊遣の香植木屋の腰動くたび | 宮澤 治子 |
◎ 枝豆や同じ話を二度三度 | 細貝 昭吾 |
◎ 元の葉に戻され安堵蝸牛 | 保永美代子 |
◎ 五月晴れ世界へ飛べよ白い鳩 | 鶴原美都子 |
◎ 風薫る逢ひたき娘今一度 | 萩原 美智 |
◎ 破れ傘地軸傾く夏至の雨 | 跡部袈裟男 |
◎ 卯の花腐し一人にも慣れ米を研ぐ | 笹田 貢 |
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≪ 作品は3か月分を掲載しています ≫
【 2022・3・5 】 |
* 3月の兼題は「 自転車 」です。 |
【 2022・1・26 】 |
* 2月の兼題は「背中」または「焚き火」です。 |
2018年11月17日:金沢文庫方面に吟行
2018年10月13日の朱夏祭
堺市民センター祭り(第33回):2018年6月30日~7月1日
第20回 朱夏祭 : 10月8日
堺市民センター祭り:2017年7月2日
【2015年7月9日】
・7月4日(土)~5日(日)の二日間、堺市民センターで、第30回の市民センター祭りが開催されました。今年も「朱夏堺俳句会」からは,酒井主宰をはじめ12名の皆さんの俳句が市民センター3階の和室前の廊下に短冊で展示されました。
一際目立ったのが、角田照信さんの掛け軸の作品「埓もなき小言に餅のふくれけり」でした。大勢の皆さんが立ち止まってくれました。
今年は、野澤代施美さん、つのだ誠子さん、菅野建雄さん、今泉高さんが初参加していただきました。
「法政大学アカデミー合唱団」のコーラスがありましたが、学生の皆さんにもお寄りいただき、俳句を観賞していただきました。
来年も大勢の皆さんの出品をおまちしています。
展示の写真などを掲載させていただきました。
[ 4月3日(金)片倉城址公園における朱夏吟行会の風景 ]
[ 11月10日(月)句会の勉強風景 ]
【ページ開設のご案内:2014年10月29日】
・8月の句会で、皆さんに了解頂いた「朱夏・堺俳句会」のホームページを取り敢えずこのような形でホームページをつくり、堺句会の進行状況にあわせてすすめていこうと考えています。(句会月ごとに改訂します)
俳句を作ってみませんか
俳句作りは、脳の活性化をしてくれます。うまい句が出来なくても良いのです。
作る過程でいろいろ考えることが、脳を鍛えてくれるのです。
* 俳句を始めようと思っておられる方
* 俳句に興味をお持ちの方
* 俳句を作っておられる方
◎ 指導 酒井 弘司 先生 「朱夏」俳句詩主宰
元NHK学園俳句講座講師
主宰による直接指導が受けられます
*例会・・・毎月第二月曜日 13時から16時頃まで
*会場・・・堺市民センター
*会費・・・1,200円(月)
*詳細は会場担当者まで連絡をお願いします
*会場担当者 跡部 袈裟男
TEL 042-773-3430
e-mail: k.atobe@jcom.home.ne.jp
朱夏俳句会の本部の傘下に「朱夏堺俳句会」が平成15年に開講し、当時 |
は本部のご指導のもとに、相原延寿会を中心としてスタートしました。 |
朱夏堺俳句会は、現在20名ほどのメンバーで活動しています。 |
主宰は、長野県飯田市のご出身で、元NHK学園の講師をされていた方で |
『金子兜太の100句を読む』という評論も書いています。 |
2019・12には、「シリーズ自句自解Ⅱベスト100」を刊行されました。 |
朱夏俳句会の傘下には、津久井句会、まゆみ句会、あしたば句会,堺句会 |
があります。各句会とも月に一度の句会を行い、更に月一度の本部主催の朱夏 |
句会を行い、その間を潜り吟行会を年に数回行っています。 |
また、主宰のご指導のもと、俳句誌「朱夏」を隔月に発行しています。 |
例年10月頃には、全会員が集まる「朱夏祭」を行い、優秀者には同人へ |
の推挙、および、朱夏新人賞、朱夏賞、功労賞が贈られます。 |
令和元年は機関誌「朱夏」創刊25周年記念にあたり、10月6日(日)に |
「ホテル町田ブイラ」で朱夏祭を兼ねて「朱夏」創刊25周年記念大会が行われま |
した。 |
まだこれからも続けていければ有り難いと思っております。 |
● 入会のご案内 ( 「俳句の会へお誘い」 をご覧下さい) |
● 作品の紹介 ( 月ごとのホームページをご覧下さい) |